読書について 【日本語】

2009-09-15


私の娘はデジタル世代で、インターネットやi-Phoneをこよなく愛し、今は時間があればコンピュータに向かい、デジタルカメラで撮った彼女自身の結婚式写真の編集に忙しいようです。 普段は家にいれば一日中テレビを見てますしね!!


私は娘に「どうしてお前は本を読まないのか理解できないよ」とよく言うのですが、彼女は私にこう言い返します、「私は物事の結果や結末を“すぐに”、“はっきり”と知りたいのよね。読書って時間がかかるし、結末がはっきりしない時もあるんだもん」。確かにそうかもしれません。また、ハイテク世代には、コンピュータやTVのスクリーンとの“にらめっこ”に忙しく、読書に費やす時間はないのが本音なのでしょう。


それでも、私は読書が大好きです。今はフランスの作家、Bernard Henri Levyの彼自身のアメリカ旅行記を収めた作品「American Vertigo」を読んでいます。フランスとアメリカでは文化が大きく異なるので、彼の観察や見解は、ことさら面白おかしく時には衝撃的です。


休みの日は、7冊くらいを一気に読むのですが、平日の一日仕事で疲れて帰宅した後に読書に集中するのは、とても難しいですね。そういう時は、眠りに就く前に2ページだけ、と決めています。それだけでも私にとっては、とても有意義な時間になります。文学とは世界に通じる窓であり、素敵な文学作品との出会いは、夢を見る一番の近道だと思います。


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