サウジアラビアでの生活 【日本語】

2009-09-15


西洋人にとって、サウジアラビアで生活するのはちょっと大変かもしれません。その理由は、サウジアラビアはイスラム教国であり、とても保守的な社会だからです。


人々には、制限される事柄がたくさんあります。例えば男性は、公共の場でのショートパンツの着用は厳禁です。アルコール類の販売は禁止されており、ディスコやクラブ、映画館さえ存在しません。 女性の場合はさらに厳しく制限されています。女性は車の運転は許されず、投票権もありません。またサウジの女性は、公共の場では、頭の先から爪先まで、”アバヤ“と呼ばれる長く黒い衣装の着用が義務付けられています。 たとえ西洋人であっても、女性は体と髪の毛を覆い隠さなくてはなりません。


イスラム教は一日5度のお祈り時間があり、その間はお店やレストランは閉店します。想像してみて下さい。あなたが食料品店で買い物し、会計をしてもらおうとレジで待っていた時に、突然“お祈りの時間”と店内アナウンスが入り、レジ係の店員が急に立ち去ってしまうんですよ!?


次は天候について。ここリヤドでは、夏の気温は定期的に摂氏45℃を記録します。雨はめったに降りません。砂嵐は日常的で、去年の冬はとてつもない砂嵐が起こり、それはCNNでもレポートされた程でした。それはまるで映画のシーンのように、砂の壁が町を飲み込んでいくようでした。http://www.youtube.com/watch?v=mMFRDRAFZtk


それでも、全てが悪いわけではありません。サウジの国民は、世界で最も寛大でおもてなしの心をもった人々です。事実、こちらに住んで7か月になりますが、未だたくさんの人々と知り合い、懇意を受け続けているのですから!


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